驚くほど記憶力があがる究極の勉強法3選

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こんにちは。

この記事を書いているゆしみやです。

今回は実践すると飛躍的に学力が向上する学習方法を教えたいと思います。

クイズを作ってみよう

覚えたい情報をクイズ化して自分の記憶度をテストしてみましょう。

「暗記カード」「模擬テスト」「問題集」

これらは自分の記憶度をテストできる最たる例です。

「意識して情報を思い出す」という要素が含まれていればそれは全てクイズ化になります。

心理学の世界では「検索練習」とも呼ばれる手法です。

過去の研究によれば単なるテキストの再読と比べて、およそ50~70%も記憶の定着があげることが分かっています。

この効果の高さには疑いようがないでしょう。

まずはミニテスト化から

かと言っていまさら「問題集」をやれというのではなく「全ての勉強をクイズにできないか?」という考え方なのです。例えば私が勉強するときは

1.一通り、切りのいい所まで勉強したのならば本をいったん閉じる
2.さっきまで勉強したところには何が書いてあったのか思い出す作業をする。

この思い出す作業が最も重要なのです。

直前まで勉強していたことを思い出すなんて簡単と思うかもしれませんがこれがなかなか難しく、思い出すのに苦労します。

人の記憶というのは1時間で44%程度しか脳にとどめることができません。つまり、1時間前のことは約半分しか覚えられないのです。

もちろん人によって切りのいい所は違うので教科書1ページごとにこの思い出しの作業を行っても構いません

しかし、ここで注意してもらいたいのは脳の容量がパンパンになるまで詰め込んでから思い出しの作業をしないということです。

皆さんも経験があるかもしれませんが脳の容量に限界が来てしまうと「ボ~」っとしてしまいますよね?これは脳が疲れている証拠です。この時に思い出しの作業をしようとしてもなかなかできるものではありません。まだインプットできそうなところでいったん思い出しの作業をするようにしましょう。

復習のベストタイミングで記憶の定着に差をつけろ

復習には分散学習法を行いましょう。

分散学習法とは「復習の間隔を少しずつ伸ばすテクニック」のことです。

私たちの脳は、いったん頭に入れた情報を忘れないと、使える知識が身につきません。ものを学ぶということは、すなわち忘れることでもあるのです。そのため刺激を与えられたニューロンが記憶のネットワークを組み立てるまでに相応の時間を必要とします。

ベストな復習のタイミングは?

分散学習にはいろいろな方法がありますが現時点で精度が高いのはインターバル復習です。

1.最初の復習は1~2日後に行う。
2.2回目の復習は7日後に行う。
3.3回目の復習は16日後に行う。
4.4回目の復習には35日後に行う。
5.5回目の復習には62日後に行う。

このスケジュールは人間の記憶が薄れていく時間の平均値をベースに組み立てたものです。ただし、これはあくまでも目安なので、そこまで正確にこだわる必要はありません。

もっと大まかな基準が欲しい場合は次の「2×2のルール」を使った復習でも構いません

1.最初の復習は2日後に行う。
2.2回目の復習は2週間後に行う。
3.3回目の復習は2か月後に行う。

先ほどよりも記憶の定着は劣りますがそれでも十分記憶の定着には有効です。

実際私も「2×2のルール」を使った復習を行っています。この復習方法でもテスト前まで記憶をとどめておくことができるためとても助かっています。

アウトプットにティーチングを

勉強した内容を他人に説明してみましょう。

ティーチングの働きは直感的にも理解しやすいのではないでしょうか?

他人に説明するためにはまず自分がしっかりと内容を理解する必要がありますし、相手に正しいこと伝えねばないプレッシャーのせいでより勉強をします

人に教えることは無駄なことではなく、自分自身の知識の向上に役立つ行為なのです。もったいぶらずに人に教えてあげましょう。

かく言う私も最近までは自分の得た知識を人に教えたくない人でした。しかし、メリットが大きいのだと自分に言い聞かせて人に説明してみると想像以上に内容の理解ができます。

また、話は少し変わりますがごちゃごちゃになった知識を整理するために友達に「これってどういうこと?」と質問してみるのもおすすめです。自分の勉強のために存分に友達を利用しましょう。笑

教えるつもり勉強法

「友達に説明しようって言われてもいつも友達が周りにいるわけじゃない」「家で勉強するときはどうすんだよっ!」と思うかもしれませんが他人に説明しなくても「教えるつもり」で勉強しただけでも効果は得られます。

ワシントン大学が学生を2つに分けてこんな研究を行いました。

1.「この後にテストがある」と思いながら勉強する。
2.「この後で他の学生に教えなければならない」と思いながら勉強する。

その後両グループに確認テストを受けさせたところ2のグループは内容を正確に思い出す確率が28%も高く、とくに重要な情報ほど記憶に残っていたのです。

考え方を変えただけでここまでの差が出たのは、学習の姿勢が能動的になったからなのです。

私もこの手法を使って勉強しますがこれをすることで「ここを聞かれたら何と答えよう?」と考えるため要点がまとまりその単元について理解が深まっていることを実感できます。

この手法は、予習でも復習でもどんな場面でも使えます。いつでも「ここを聞かれたら?」と考えながら勉強してみるといいかもしれませんね。

まとめ

最初は勉強時に「ミニテスト」から始めましょう。慣れてから「クイズ化」するように癖づけましょう。「クイズ化」することで記憶の定着がしやすくなるため実践しておきたい手法のひとつです。

そして復習は「インターバル復習」を行いましょう。復習は知識をとどめておくために最も重要です。復習がなければ使える知識が増えません。この記事の中では1番実践してほしいものになります。

「ティーチング」や「教えるつもり勉強法」は頭の整理にとても役立ちます。これもやると驚くほど脳の定着が実感できます。実践することをおすすめします。

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