飛行機に乗ったことがある人は誰しも「飛行機ってどうやって飛んでいるの?」と疑問に思ったことはありませんか?
ここではその疑問に答えていこうと思います。
飛行機が飛んでいる原理というのは実は気圧が関係しています。
気圧だけ聞いても訳が分からないですよね?
後ほど詳しく説明したいと思います。
この記事では「飛行機がどのような原理で飛んでいるのか」について説明しています。
この記事を読み終えると何の感情もなく乗っていた飛行機にいつもと違う感覚を味わえるようになっていると思います。
翼の構造が気圧の差を生んでいる
飛行機がなぜ飛べるのか?最大のポイントは翼の構造にあるのです。
飛行機の翼は、上部が膨らんだ流線形をしているのに対して下部は平らになっています。
そのため、飛行機が滑走路を走ると翼は空気を上下に切り裂き、流線形の上部を流れる空気は、平らな下部を流れる空気よりもスピードが速くになっています。
そのため、翼の上部の空気抵抗は下部に比べて小さくなります。
空気抵抗が小さくなるのに応じて、翼の上部の気圧は下部に比べて低くなります。
その結果、翼は下から上へ上へと押し上げられるという原理になっています。
これを「揚力(ようりょく)」といいます。
大型機ほど離陸には長い滑走路が必要
この揚力が飛行機の重さよりも強くなれば、飛行機はフワリと宙に浮きます。
大型ジェット機は、重さが350トン以上あり、乗客や貨物を乗せると400トン以上となります。
しかし、その重さよりも強い揚力が翼に作用すれば、空へ舞い上がることができるのです。
そして、空に上がったら翼を操作して揚力と空気抵抗をコントロールしながら飛行します。
当然ですが機体が重いほど、強力な揚力を必要とするため滑走スピードが求められます。
大型ジェット機の離陸には時速300㎞が必要で、そのスピードに達するには長い滑走路が必要なのです。
まとめ
・飛行機が飛べる理由として飛行機の翼は、上部が膨らんだ流線形をしているのに対して下部は平らになっている点である。
・そのため、翼の上部の空気抵抗は下部に比べて小さくなるので翼の上部の気圧は下部に比べて低くなる。
・その結果、翼は下から上へ上へと押し上げられること(揚力)で飛行機が飛ぶことができる。
これでこの記事を読む前よりも飛行機の知識が一つ増えたと思います。
この知識を周りの友達に自慢してみてはどうでしょうか?
この記事を読んでいただきありがとうございました。
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