突然ですがTo Doリストのイメージはどのような感じですか?
おそらく「Excelを使って秘書が作っている」「仕事で使っている」などのイメージを持っている方が多いと思います。
また、「よく聞くけど何なのか全然わからない」という方もいらっしゃると思います。
今回でそのイメージはガラッと変わりTo Doリストの凄さが身に染みてわかると思います。
なぜなら、私も毎日To Doリストを作っていてその効果を実感しているからです。
この記事では
・To Doリストのメリット ・To Doリストの原則 ・To Doリストの作り方
について説明していこうと思います。
この記事を読み終える頃にはきっとあなたもTo Doリストの虜になっていることと思います。
To Doリストのメリット
まず初めにTo Doリストのメリットとはどんなものだと思いますか?
そんなこと急に聞かれても難しいですよね?笑
ではこれからTo Doリストのメリットについて話していこうと思います。
メリットは主に4つあり、それぞれ1日の充実感を底上げしてくれるものとなっています。
①1日の流れを確認
To Doリストは1日の流れを確認できるということが1つ目のメリットです。
To Doリストは「1日の仕事の設計図」です。
設計図を書かないで、家を建てる人はいませんよね?
しかし仕事や書類の整理、学生の場合、今日の勉強内容を設計図を書かずにやる人がたくさんいます。
それでは、「行き当たりばったり」となり、優先順位の高い要件を忘れてしまたり、締め切りに間に合わなかったりするのです。
②集中力が途切れにくい
2つ目は集中力が途切れにくいということです。
To Doリストを書かない人というのは一つの仕事が終わった瞬間に、「次は何の仕事をしよう?」と考えます。
この瞬間に研ぎ澄まされいた(集中できていた)脳がゼロにリセットされてしまい、途切れた集中力が回復するには、何分もかかると言われています。
それについては皆さん思い当たる節があるのではないでしょうか?
この時というのは、一つの仕事が終わるたびに時間をロスしている状態となります。
実際400mリレーで、走者交代のたびにバトンを落とすチームと、バトンを落とさずに走り切るチームではどちらが良いタイムを出せると思いますか?
どちらが早いかは言うまでもありませんね?
「次は何をしよう?」と毎回バトンを落とす人が多いのです。
そのため、毎回助走をつけれずに次の仕事をすることになります。
To Doリストを行えば、それを1秒見るだけで次の仕事は何なのかわかりますので、高い集中力、トップスピードのまま、次の仕事にバトンを渡すことができます。
③ミスを減らすことが可能に!
To Doリストは単純なミスを減らすことができます。
仕事などやるべきことが立て込んでいると、会議の予定や書類提出の締め切りをうっかり忘れていた、といったミスが発生しやすくなります。
To Doリストにはその日の重要な仕事、予定がすべて書き込まれています。
それを見ながら仕事を進めていく限り、そうした「うっかりミス」を限りなくゼロに近づけることができます。
自分の記憶を信用するとミスの原因になります。
「記憶」よりも「To Doリスト」を参照しながら物事を進めていくことで仕事などのミスを減らすことが可能となります。
④睡眠の質を向上させる
睡眠の質を向上させるのに翌日のTo Doリストを寝る前に作っておくのもよい方法です。
私の場合は「朝ランニングを30分」「筋トレ:腕立て伏せ200回」のように次の日にすべきタスクをすべてリストアップします。
リスト作りに使う時間は5分で十分です。
それだけで睡眠の質が上がり普通より眠りにつきやすくなります。
というのもこれは、ベイラー大学が効果を明らかにしたテクニックで、
「次の日にやるべき勉強」を寝る前に5分だけ書きだした学生は、いつもより学習内容を思い出しやすくなり、眠りにつくまでの時間が平均で9分ほど早くなっていました。
たった9分と思われた方もいると思いますが、この数字は睡眠薬を使った時の改善レベルと大差がありません。
つまりTo Doリスト作りには、薬と同じぐらいの効果があるということになります。
近年の睡眠科学では、夜中にうまく眠れない人が多いことについて、「翌日への不安感」がその大きな原因の1つであると考えています。
忙しい現代社会では、私たちのやるべきことは日ごとに膨れ上がり、その日にすべきタスクが満足にこなせないケースもめずらしくありません。
末梢化のタスクは日中ばかりでなく、寝る前でさえも頭の中をよぎり、そこで生まれた緊張感が睡眠の質を下げていきます。
寝る前のネガティブ思考ほど、睡眠に悪いものはありません。
自分の頭の中だけでTo Doリストを回すのは絶対に避けてください。
To Doリストの原則
To Doリストによって4つの効果が期待できるということをこれまで説明してきましたが、実際にTo Doリストを行った人でこのような結果を実感できなかったという人がいます。
そういう人は十中八九、To Doリストの使い方が間違っているのです。
例えばスマホのTo Doリストを使用していませんか?
To Doリストの効果を最大化するには、以下の「3原則」を守る必要があります。
それをこれから説明していこうと思います。
①前日の夜にTo Doリストは作ろう
学生や社会人によって書く内容、量は違えど3~5分ほどでいいですので前日の夜に書きましょう。
前日の夜の理由としてはうすうす気づいているかと思いますが「To Doリストのメリット」で睡眠の質を上げるメリットがあると言っていますがこれは前日の夜にしないと効果がないですよね?笑
これを寝る前のルーティーンとして行うことで睡眠の質をより上げてくれるでしょう。
②紙に書きだす
To Doリストは紙に書きだすようにしましょう。
To Doリストで絶対にやってはいけないのは、スマホのアプリを使ってTo Doリストを使用してしまうことです。
スマホというのは、誘惑の塊です。
仕事がひと段落するごとにスマホの画面を見てしまいます。
メッセージを見たり、ニュースを読んだり、To Doリスト・アプリ以外のことに脱線してしまう危険性が高いのです。
また、夜にTo Doリストを作成する場合、スマホにはブルーライトがあるので脳が興奮し眠れなくなってしまいます。
To Doリストは紙に書いて作成するべきです。
③常に机の上にTo Doリストを置いておく
紙に印刷したTo Doリストは、自分が作業している机の上に常に置いておきましょう。
次の仕事に移行するときは、一瞬で見られるようにしておくことが重要です。
「集中力が途切れない」ことがTo Doリストの大きなメリットと先ほど説明しましたが、一瞬で見られるようにしておかないと、集中力が途切れてしまいます。
そのため、常に机の上にTo Doリストを置いておかないと意味がないのです。
To Doリストの作り方
基本To Doリストの作り方は自分に合わせたオリジナルで結構です。
しかし、どうしても見本が欲しい方に今回は僕のTo Doリストの作り方を紹介します。
To Doリストは基本手帳に書く
基本私はTo Doリストを手帳に書いています。
もちろん机に手帳はおいていますがなぜ私は手帳をTo Doリストにしているのだと思いますか?
理由として手帳は持ち運びやすいという点があるからです。
普通の紙は鞄の中に入れて出かけると、また取り出す際「どの紙だったっけ?」と取り出すのに苦労しますし、「ぐちゃぐちゃ」になってしまうかもしれません。
それに比べ、手帳はカバンの中に入れても迷うことなく手帳を見つけることができますし、「ぐちゃぐちゃ」にはならないですよね?
それに手帳の方が紙よりは鞄に入れ忘れることは少ないように感じます。
To Doリストは優先順位が大事
To Doリストを作成する際に大事なことは優先順位です。
というのも朝から1日の終わりまでの流れをTo Doリストで書いておくと言いましたが実際は時間が押して、できなくなるものがあります。
そこで優先順位の低いものを先にやって「重要なことはできていない」ではお話になりませんよね?
なので、私は
①毎日欠かしていないルーティーンを何個か ②その日の中で最も重要なことを3つ ③その次に重要なことを3つ
という風に書いております。
こうすることで優先順位を守って行動できるTo Doリストが作成できます。
まとめ
To Doリストには様々なメリットがあります。
一日たった5分程度でこのメリットを得ることができますのでぜひTo Doリストを作ってこの凄さを体感してください。
その際To Doリストの原則を守るだけでいいのです。
この記事の内容を実践することであなたの人生感が多少なりとも変わると思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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