漫画やドラマでよく威嚇射撃のため空に向けて真上に銃弾を撃ちますよね?
あれってどこに落ちるのか気になりませんか?
実は撃ったところに銃弾はほとんど戻ってきません。
詳しくは本文で話しますが戻ってこないと聞くと驚きますよね!
そしてこの記事では銃弾を空に向けて撃った場合どこに落ちるのか、ついでに落ちて来る銃弾はどのくらい危険なのかについても説明しています。
この記事を読み終えるとちょっとした雑学の知識が身につくことになりますね!
ぜひ友達に自慢げに話してください。
銃弾はどこに落ちるの?
映画などでは空に向けて銃を撃つシーンがよく出てくるが、実際に撃つと弾丸が落ちてきて人に当たったりしないのでしょうか?
この疑問解決には、第1次世界大戦ごろに行われた次のような実験が参考になります。
その実験では、波の穏やかな入り江に3m四方の足場が築かれ、そこに30口径のマシンガンが設置されました。
水辺で行われたのは、銃弾が落ちてきたときにしぶきが上がるためです。
そして、500発以上の銃弾を空に向けて撃つと銃弾は約2750m上昇して落下しました。
その際足場に落ちてきたのはわずかに4発だけ。
他の弾は、上空の風で20m四方のどこかに落ちたのです。
つまり、当たる可能性はあるが確立としては0.8%です。(今回は500発ちょうど撃ったこととします)
この0.8%が多いかどうかは人それぞれだと思います。
あなたはどう思いますか?
空に向けて撃った銃弾は危険!?
ここで気になるのはこの空に向けて撃った弾が落ちてきて、怪我をしないのかです。
人間の皮膚を貫通するのに必要な弾丸の速度は毎秒45~60mらしいので今回はそれで考えます。
弾丸の落下速度はその重さとも関係しますが多くの場合、毎秒45~60mとなります。
要するに落ちてきた銃弾は、人の体を”撃ち抜く”ということになります。
しかも、真上から落ちてくる銃弾は頭部に当たることが多く、死ぬ確率は大いにあるということになります。
もし威嚇射撃をする際に空に向けて銃弾を撃ってしまったら上にも気を配ってください。
もし無風状態である場合だったら自分の死ぬ確率が高まります。
まとめ
・自分の真上に銃弾を撃つと上空が無風の場合自分に当たる可能性があります。しかし自分のところに落ちてくる可能性は約0.8%程度。
・弾丸の落下速度は弾の重さによるが人の体を撃ち抜けるほどの速度となる。また、真上から落ちてくる銃弾は、頭部に当たることが多く死ぬ確率はある。
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